これぞウッディ・アレン!っていうあっぱれな痛快な作品でした。
始まりからメタフィクションで、主人公のボリスはウッディ・アレンそのもので、ニューヨークの街並みはすてきで、完璧にその世界に浸れました。
わたし、ほんとはsarcasticな人って好きじゃないんだけど、ウッディ・アレンってなぜかかわいらしさがあるのね。
ほんとはsarcasticじゃないの。
それが伝わってくる演技というか演出というか、それってすごいって思う。
そして、最初はやっぱりボリスをウッディ・アレン本人に演じてもらいたいって思ったんだけど、いつの間にか違和感がなくなってた。
決定的な瞬間は、メロディに他に好きな人がいると打ち明けられたシーンです。
もう、メロメロになっちゃいました。ウッディ・アレンだーって思いました。
いつもは皮肉屋さんなのに、ほんとに悲しそうなんだもん。
♪Happy Birthday♪の手洗いも、NYと南部のコントラストも、メロディーの素直さも、全部全部ウッディ・アレンでした。
そして、メロディもお母さんもどんどん垢抜けていくその描き方も女の怖さというか、たくましさを巧みに表現していて、ニクかったです。
そして最後のシーンのボリスのセリフ。
That’s why I can’t say enough times, whatever love you can get and give, whatever happiness you can provide, every temporary measure of grace, whatever works.
グサッときました。
これは、ウッディ・アレンの作品の中でもかなり好きな作品になりそうです。
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24 Jan 11 at 10:39 pm
私は、あのシーンは号泣したよ。主人公は、皮肉屋だけどある意味すごくピュアなのに、なんで!?っていうので悲しくなって。。
頭がいい人って、何か世の中に法則を見つけて、神のように何もかもわかろうとするけど、ある程度はそういうのでいけると思うんだけど、すごく人間的な部分はやっぱりロジックでは決められないっていうところに同意する。だから生きてるのって楽しいんだよっていう。いろいろなことを経験してきたウッディアレンの人生に対する思いが集約されている気がしたよ。
Satoko
30 Jan 11 at 11:48 pm